箱根山の噴火警戒レベルの引き上げを受け、地元の神奈川県や箱根町は、火口付近の大涌谷周辺への立ち入りを規制するなど対応に追われた。
「箱根ロープウェイ」は19日朝、全線で当面の間運休すると発表した。午前9時から、早雲山―姥子―桃源台駅間で代行バスを運行している。大涌谷に通じる県道も通行止めとなった。
県は同日午後に県庁で危機管理担当の職員らが集まり情報共有するほか、「箱根山火山防災協議会」(会長・黒岩祐治知事)も幹事会を開き、今後の対応を協議する予定。警戒レベルの引き上げを受け、黒岩知事は「人的被害ゼロ、風評被害ゼロを目指し、きめ細かな情報を丁寧に提供する」との談話を出した。
年間約300万人が訪れる大涌谷周辺への立ち入り規制は、地元観光業界への影響も大きく、懸念も広がっている。火山活動活発化の影響で、2015~16年に大涌谷周辺の立ち入りが規制された際は、箱根町の15年の宿泊、日帰り客の総数が前年比18%減となり、地元経済を直撃した。【澤晴夫、樋口淳也】
https://mainichi.jp/articles/20190519/k00/00m/040/061000c
2019-05-19 07:14:00Z
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