
9日午後5時25分ごろ、青森県深浦町大間越の国道101号で、能代署のパトカーに追跡されていた乗用車が日本海に面した道路沿いの崖下に転落した。大破した車の近くで秋田市のトラック運転手池島修(まさ)寿(とし)さん(39)と能代市の飲食店従業員佐藤麻美さん(32)の2人が遺体で見つかった。
秋田県警の調べで、佐藤さんの首に絞められたような痕があり、窒息死と分かった。死亡時刻は8日夜~9日未明と推定され、転落時点で既に殺害されていたとみて調べている。池島さんの死因は多発性外傷。
能代署は「パトカーはサイレンを鳴らしておらず、車間距離も150~200メートルに保ち、緊急走行はしていない」と説明している。
同署によると、9日午後に2人の家族からそれぞれ行方不明届が出された。捜索中のパトカーが午後5時20分ごろ、同県八峰町の道の駅で池島さんの車を発見。パトカーに気付いた車が急発進し、国道101号を北上した。
追跡開始の数分後に車は約1・5キロ先の秋田、青森県境付近の飲食店駐車場に入り、フェンスを突き破って崖下に約40メートル転落した。
捜査関係者によると池島さんは9日、「殺した。俺も死ぬ」と知人に漏らしていたという。秋田県警は「間違って転落するような状況ではなく、追跡されたことによる事故の可能性は低い」との見方を示す。
2人は交際中で、佐藤さんが1週間ほど前、交際を巡るトラブルを能代署に相談していた。
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190610_73070.html
2019-06-10 13:58:55Z
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