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「お布施キャッシュレス」京都仏教会が反対声明 - 読売新聞

 京都仏教会は28日、お布施やさい銭などの「キャッシュレス決済」の導入に反対する声明文を発表した。「信者の個人情報が第三者に把握され、信教の自由が侵される恐れがある」としている。

 声明文では、お布施について「財物に託して信者の心、魂を仏様にささげるものであり、対価取引の営業行為とは根本的に異なる」と指摘。電子マネーやクレジットカードの決済データが外部に流出すれば、「宗教統制や宗教弾圧に利用される可能性がある」との危惧を示した。

 全国の寺社でキャッシュレス決済の導入が進んでいることから、同会が対応を検討してきた。京都府内の約1000の加盟寺院に導入しないよう要請し、全日本仏教会などにも同じ対応を求めるという。

 京都仏教会理事長の有馬頼底らいてい・金閣寺住職(86)は記者会見で、「時流に流されず、踏みとどまって是非を議論をするきっかけになれば」と話した。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20190628-OYT1T50289/

2019-06-28 12:57:00Z
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