
18日夜、新潟県村上市で最大震度6強を記録した地震では、鉄道や道路、ライフラインにも影響が出た。
国土交通省やJR東日本によると、新潟県村上市の坂町駅や今川―越後寒川駅間に停車した列車内にいた乗客ら計約80人が地震発生直後、津波を避けるため、高台に避難した。
高速道路は山形県の山形道、日本海東北道の一部区間で通行止めになった。新潟県村上市の国道345号の弘法トンネル付近では落石が発生したとの情報があり、通行止めになっている。
新潟空港(新潟市)は地震発生時、発着便の運航をすでに終えていた。日本航空や全日空によると、機体などの被害は確認されていないという。
東北電力によると、山形、新潟両県で一時計約8000戸以上が停電したが、復旧が進み、19日午前0時40分現在、山形県で約1200戸、新潟県で約10戸にまで減った。北陸ガス(新潟市)はガス漏れの有無を確認している。
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話大手3社は、通信設備の被害は確認されていないとしている。NTT東日本によると、新潟県内で一時、固定電話がつながりにくい状況になった。
現地の工場や店舗でも対応に追われた。
製紙大手の北越コーポレーションは、印刷用紙などを製造する新潟工場(新潟市)で、グループ会社の社員を含め約300人を避難させた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190619-OYT1T50154/
2019-06-18 17:02:00Z
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