窃盗罪などで実刑判決が確定し、横浜地検が収容しようとした神奈川県愛川町田代の無職、小林誠容疑者(43)=公務執行妨害容疑で逮捕=が逃走した事件で、小林容疑者の身柄が確保された同県横須賀市のアパートに住む男が「(小林容疑者とは)初対面だった」と供述していることが24日、捜査関係者への取材で分かった。アパートの室内からは複数の注射器も見つかっており、同県警などは小林容疑者が逃走中に覚醒剤を使っていた疑いがあるとみている。
捜査関係者によると、小林容疑者は19日に自宅から逃走後、20日に知人女性の車で厚木市から大和市へ移動したとみられている。21日には鎌倉市内で小林容疑者が使用したとみられる携帯電話の電波が確認された。駅の防犯カメラに写っていないことから、複数の知人の車で移動していた可能性がある。
23日未明には、横須賀市内の公衆電話周辺で小林容疑者に似た男が逃げていくのを警察官が目撃。公衆電話からは小林容疑者の指紋が検出された。
その後の調べで、同市森崎のアパートに小林容疑者の周辺関係者で自称建築業の幸地(こうち)大輔容疑者(38)=犯人蔵匿容疑で逮捕=が住んでいることが判明。23日午前6時40分ごろ、数十人の警察官がアパートを取り囲み、指名手配中だった小林容疑者を説得したうえで逮捕した。
幸地容疑者は取り調べに対し、小林容疑者とは「初対面だった」と供述。「知人から頼まれた。助けてあげたいと思った」とも話しており、県警が事実確認を進めている。また、捜査関係者によると、アパートの室内からは覚醒剤に使用されたとみられる注射器数十本が発見された。県警などは小林容疑者の尿などを詳しく調べている。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000573-san-soci
2019-06-24 10:56:00Z
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