遺跡発掘現場で土砂崩れ、作業員1人が死亡 2人軽傷 - 朝日新聞

【動画】土砂が崩れ作業員が巻き込まれた遺跡発掘現場＝堀英治撮影

　５日午後３時５０分ごろ、熊本市中央区呉服町２丁目の遺跡発掘現場で土砂が崩れ、男性作業員３人が巻き込まれた。熊本市や警察、消防によると、３人のうち熊本市南区御幸笛田２丁目、淋（そそぎ）義秀さん（６９）が土砂に埋まり、約３０分後に救出されたが、搬送先の病院で死亡した。５９歳の作業員は腰まで埋まったが消防に救出され、７０歳の作業員は自力で脱出した。２人は軽傷という。

　発掘現場は地面から約３メートルの深さ。消防によると、作業員はスコップなどで現場を掘る作業をしていたという。熊本市によると、作業員３人は熊本市の臨時職員。発掘は弥生時代から江戸時代の埋蔵文化財の調査で、１２日に終了する予定だった。

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