台風6号は27日午前、三重県南部に、令和になって初めて上陸した。
その後、熱帯低気圧になったが、大雨・突風・猛暑と、各地に大きな影響を及ぼした。
愛知・名古屋市千種区の商店街。
午前11時ごろ、和菓子店の入った建物が、強風の影響で壁の一部が落下した。
近所の人は、「作業をしていたら、ドドドドという大きな音がして、外に出てみたら、すでにこうなった状態だった」と話した。
また、午前10時すぎの名古屋市内の様子。
台風6号の影響で、風雨が強まっていた。
台風6号は、27日午前7時ごろ、三重県南部に上陸した。
台風が上陸するのは、2019年初めてで、「令和」初の台風上陸となった。
愛知・名古屋市の東山動植物園のすぐ近くの道路では、大きな木が、小さな木をなぎ倒すような形で倒れていた。
歩道は、完全に通れない状態となっていた。
台風の接近で、近畿や東海では、局地的に激しい雨が降り、和歌山市では、午前9時すぎまでの1時間に47.5mmの激しい雨を観測した。
台風の影響は、中心から遠く離れた栃木・佐野市でも。
根元から倒れた樹木。
午前2時ごろ、突風が発生。
住宅の瓦が飛ばされたり、ガラスが割れるなどの被害が95件発生した。
男性は、「(発生当時どういう状況だった?)夜中に寝ていたら、バキバキバキと音がして、何事かと思って目が覚めた」と話した。
お盆の墓参りなどに欠かせない花「アスター」を栽培していた農家も、大きな被害を受けたという。
アスター農家は、「がっかりしている。あと1週間で製品になるやつだから、減収は3~4割いってしまう」と話した。
突風は、台風周辺の湿った空気が入ったことによって、局地的に積乱雲が発達したことが原因とみられ、気象庁の調査班が現地に入り、調査を続けている。
一方、新潟県では、台風の影響でフェーン現象などが起き、最高気温が胎内市で37.2度、上越市高田で36.2度、新潟市秋葉区で35.9度と、各地で猛暑日となった。
新潟市内のジェラート店には、多くの家族連れが訪れ、長い列ができていた。
ジェラート店の客は、「暑かった。冷たくておいしい」と話した。
東京都心も、最高気温が31.4度と、4日連続の真夏日に。
台風の影響で開催が危ぶまれた隅田川花火大会も、27日夜、予定通り行われることになった。
花火を見に来た人は「よっしゃと思った」、「うれしかった」などと話した。
台風6号は午後3時、岐阜県内で熱帯低気圧になった。
しかし、東日本を中心に、台風から変わった熱帯低気圧の影響で、27日夜から28日の朝にかけて局地的に激しい雨が降る可能性もあり、引き続き注意が必要。
https://www.fnn.jp/posts/00421509CX/201907271841_CX_CX
2019-07-27 09:41:00Z
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