
東京都目黒区で2018年3月、船戸
調書は同月2日に結愛ちゃんが死亡し、翌3日に雄大被告が傷害容疑で逮捕された当時、警察官や検察官によって作成された。
法廷で朗読された調書では、雄大被告は「結愛は妻と前の夫の子で、しつけがされていないと思った。最初はしつけでいい子になってくれればと思ったが、次第に怒りの感情が前面に出て、暴力に抵抗を感じなくなっていた」と述べていた。
優里被告についても「私の言葉の暴力で洗脳されたような状態だった。(結愛ちゃんを)病院に連れて行こうと思っても、私に言えなかったんだと思う」などと語っていた。弁護側は、優里被告が雄大被告の「心理的ドメスティック・バイオレンス(DV)」を受け、虐待を止められなかったと主張している。
一方、検察側は、結愛ちゃんが死亡する直前の同年2月にノートに記した内容を法廷のモニターに映しながら読み上げた。結愛ちゃんは<きのうパパにおこられたこと>として、<べんきょうをおしえてもらったのにおれいをいわなかった>などとつづっていた。
検察側の冒頭陳述によると、結愛ちゃんはこの時期、食事を1日に汁物1~2杯程度に制限されていた。「朝4時に起き、息が苦しくなるまで運動する」といった過酷な課題を達成できないと、たたかれたり、水シャワーを浴びせられたりする虐待を受けていた。
検察側は、香川県の医療機関の診療記録も明らかにした。結愛ちゃんは医師に「こないだパパにおなかをキックされたよ。仕事が休みの日にキックがいっぱいある」と話していた。昨年1月に東京に転居する前のことだった。
数々の
優里被告はこの日、3日の初公判に続いて黒のスーツ姿で出廷。検察官がノートを読み上げる間は、うつむき、すすり泣いていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190904-OYT1T50265/
2019-09-04 12:47:00Z
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