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首里城火災、正殿1階の北側が火元か…警備員が煙を目撃 - 読売新聞

 那覇市の首里城で発生した火災で、出火直後に現場に駆けつけた複数の警備員が、正殿せいでん1階の北側付近で煙を確認していたことが、沖縄県警への取材でわかった。この場所には電気設備があり、県警は正殿1階の北側が火元とみている。

 県警や那覇市消防局などによると、1日から始めた実況見分では、正殿北側を重点的に調べている。1階には電気設備があり、3日は数メートルの大きさの設備を回収。県警は、現場の状況から何者かが侵入して放火した可能性は低いとみており、電気系統のトラブルも含め捜査している。

 火災が発生したのは10月31日未明。午前2時34分、正殿に設置したセンサーが北側付近の異常を感知し、同35分に警備員1人が施錠された北側のシャッターを開けて中に入ったところ、黒煙が充満していた。警備員はシャッターを開けたまま消火器を取りに行くため正殿を離れており、ここから風が吹き込んで火災が拡大した可能性もある。

 連絡を受けて駆けつけた別の警備員は、シャッター近くの窓の隙間から煙が出ているのを目撃した。同53分に到着した警察官も北側が激しく燃えているのを確認した。実況見分では、瓦やがれきの燃え具合を採取場所ごとに確認し、炭化の程度などから出火した場所や原因を調べている。

 また、首里城を管理・運営する一般財団法人「沖縄ちゅら島財団」によると、耐火性の収蔵庫2か所に保管されていた美術品約1080点が焼失を免れた。順次、美術品を運び出して損傷状況を調べる。

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2019-11-03 11:45:00Z
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