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クルーズ船派遣の厚労省職員、北海道では教員も…24日の感染判明13人 - 読売新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大で、北海道、東京都、神奈川、石川、熊本県で24日、新たな感染者が確認された。北海道江別市では市立学校の教員の感染が判明。クルーズ船で業務にあたっていた厚生労働省の職員ら2人を含め、同日判明した感染者は計13人に上った。

 北海道では20~70歳代の男女4人の感染が確認され、道内の感染者は30人になった。新たな感染者のうち50歳代の男性は江別市立学校の教員。同市教育委員会は、男性が勤務する学校を25日から3月6日まで臨時休校とする。

 さらに道などは23日に感染が確認された愛別町の70歳代男性が町臨時職員でスクールバスの運転手だったことを明らかにした。バスは園児7人、小中学生13人が利用。園児らに感染の症状は確認されていない。

 道と道教委は24日、公立の幼稚園や小中高校の保護者に向け、子供の体温を朝晩に測り、発熱などの症状がある際は登校させないよう求める文書を発信した。

 JR東日本は24日、相模原市で22日に感染が確認されていた50歳代の男性が横浜線相模原駅の駅員だったと明らかにした。男性は普段、駅の事務室で業務し、接客は行っていない。ただ発熱した16日には、相模線原当麻はらたいま駅のホームで約30分、マスク姿で列車の安全確認を行った。このほか神奈川県では50歳代の会社員男性の感染も確認された。

 石川県では、県内の50歳代の医療従事者の女性と、60歳代の会社員男性の感染が確認された。県によると、女性は、21日に感染が確認された県職員の男性が受診した医療機関に勤めているという。

 東京都では30~50歳代の男性会社員計3人の感染が確認された。熊本市でも同市在住の50歳代男性会社員の感染が判明。熊本県内での感染者は4人となった。

 厚生労働省は24日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に派遣されていた同省の40歳代男性職員と50歳代男性検疫官の計2人の感染が確認されたと発表した。

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2020-02-24 15:39:28Z
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