新型コロナウイルスの患者を受け入れている県内の感染症指定医療機関に勤める看護師が23日までに、下野新聞社の取材に応じた。自らも感染するリスクを抱えながら現場に身を置く看護師。「有効な薬やワクチンがない現状では、恐怖感は大きい」と吐露する。感染の終息が見通せない中、看護師としての使命感で難局と向き合う一方、心ない差別を受ける病院職員やその家族もおり、やるせない思いも抱いている。
取材に応じたのは、看護部門をまとめる50代女性と、現場の看護師を指揮する40代の女性看護師長。
入院患者を担当する看護師は日替わりでローテーションを組む。担当者は新型コロナウイルスの感染者に集中し、他の業務は行わない。
感染した入院患者は個室で隔離し、両隣の部屋は空ける。病状によって周囲にどの程度ウイルスを拡散させるかが変わるため、スタッフ間で症状を共有。処置内容は分刻みで全て記録する。
担当するスタッフ以外でも、関係する医療従事者は全員ゴーグルとマスクを着用。患者と接する際は必要に応じて医療用ガウンや感染防御効果が高いマスクを着けている。
まとめ役の50代女性は、合併症がある場合「あっという間に症状が重くなることもある」と話す。現状では検査で陰性となるまで退院できない仕組みとなっており、症状自体がなくなった患者にも看護師を1人付けざるを得ない。
「発熱がある」として保健所などを通さず直接病院を訪れたり、「検査をしてほしい」と電話したりする患者も少なくない。本当に感染している恐れもあり、担当の看護師が対応する。
「保健所から紹介された」とうそをついたり、電話で「なぜ検査ができないんだ」と強い口調で言われたりするケースも。まとめ役の50代女性は「感染者が増加すれば、不用意に外来を訪れる人も増えるのではないか」と危惧する。
看護師の中には、子どもの学童保育の利用を断られた例もあったという。師長は「まさか本当にそんなことが起きるとは…」と嘆く。自分も感染し、他者にうつすのではないかという恐怖は常につきまとう。「高齢の家族を抱える看護師もいる。精神面のフォローは絶対に必要」と訴える。
先の見通せない状況は続く。看護部門のまとめ役である女性は「目の前の患者さんに対して、専門職の意識をしっかり持って対応する」と自らに言い聞かせるように語った。
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April 24, 2020 at 07:39AM
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看護師「恐怖感大きい」 使命感で向き合う難局 栃木県内の感染症指定医療機関|社会,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|新型肺炎-COVID19-|下野新聞 SOON(スーン) - 下野新聞
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