ロバート・キャンベル教授「歴史的な出来事だと思う」新型コロナウイルスの死者数の少なさを評価 - スポーツ報知

　日本テレビ系情報番組「スッキリ」（月～金曜・前８時）では２６日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が全面解除されたことを取り上げた。

　国文学者の東京大学名誉教授ロバート・キャンベル氏（６２）は「何かが終わったのではなく、終わりの始まりがちょうど見えようとしていると思う」とし、「亡くなられた８００人以上の方々に思いを寄せながら、しかし、他国の、ニューヨークで育ったものとしては全く別次元のように日本は様々な要因があって、これだけの感染者、重症化、死亡者を抑えたことは、ちょっと一度立ち止まって、『本当によかった、よく頑張ったね』と今日、私たちは一緒に考えていいと思う。それを前進力、推進力にしてこれからお互いを守りあっていくという、今日はそういう時点かなと思う」と、２か月近くの自粛生活の結果を高く評価した。

　さらに米国の死者数にも触れ、「アメリカが昨日あたりで死者１０万人というベトナム戦争からイラク戦争までのすべての兵隊が亡くなった、私が生まれた時からすべての戦争で亡くなった人たちを上回る人が３か月弱で亡くなったことを考えると、これは歴史的な出来事だと私は思う」と、話した。

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May 26, 2020 at 08:31AM
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