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車窓から見えるのは? 延伸にブレーキかけた出来事、中心人物は? 中学入試に出た「鉄道問題」(朝日新聞EduA) - Yahoo!ニュース

路線図や駅名といった鉄道の知識が役立つ問題がたびたび入試に出ることを、以前の記事(https://www.asahi.com/edua/article/12844128)で報じました。今春の中学入試でも、電車好きの子が有利になりそうな問題が出題されています。入試問題を研究する早川明夫・文教大学地域連携センター講師に解説してもらいました。

話を伺った人 早川明夫さん 文教大学地域連携センター講師

(はやかわ・あきお)森上教育研究所講師。大学の付属中学・高等学校の教頭を経て、大学で社会科の教員養成にあたる。中学・高校・大学の入試問題作成の経験を生かして、出題者の立場から入試問題を研究。時事問題にも明るく『ジュニアエラ』(朝日新聞出版)の総監修者を務める。

女子校での出題が目立つ

首都圏を中心とする私立中学校100校の2020年度入試問題を調べたところ、11校で鉄道に関する問題が出されていました。そのうち6校が女子校です。これまでは男子校が多い印象があったので意外な結果でした。

鉄道好きに男性が多いのはご存じの通りです。昔の女子校は一般的に女性の先生が多かったのですが、現在は必ずしもそうとはいえません。また、例年、女子校は時事問題を多く出題しています。今年は私が分析した27校全てで出されています。こうしたことが関係しているのかもしれません。

最も多いパターンは、新幹線の路線図を元に地理の知識を問う問題です。たとえば東洋英和女学院(東京都港区)は、東海道新幹線などの路線と新丹那トンネルの位置を示す日本地図を見せ、左記のように問います。

霜の害を防ぐための大型の扇風機が見えるので、写真は茶畑です。このような問題は地理の総合的な力や応用力を見ようとしています。以前の記事でも勧めましたが、“乗り鉄”なら、電車には地図帳を持って乗りましょう。車窓から見える畑や工業地帯を地図帳と照らし合わせてみると、学んだことが定着しやくなります。

また、同校では、2037年に全線開通予定のリニア中央新幹線について、左記のような問題も出されています。

この図はほとんどの子にとって初めて見る形だと思います。このように初めて見る資料をその場で判断して、持っている知識を応用して答える問題は増えています。パニックにならずにヒントを読み取ろうとする姿勢が大事です。日頃からいろいろな形の資料に親しんでいる“鉄ちゃん”は有利かもしれません。

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May 15, 2020 at 10:10AM
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