ロケット開発スタートアップのインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)は30日、同日昼ごろに打ち上げを予定していた観測ロケット「MOMO(モモ)」3号機の発射を5月2日以降に延期すると発表した。打ち上げの1時間ほど前、燃料を送るバルブ(栓)に不具合が見つかったという。
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機体の回転を制御する機器に液体酸素を送るバルブに不具合が発生した。2号機の打ち上げ失敗を受けて設計を見直した部分だという。バルブは新品と交換し、漏れなどがないかを確認したうえで再度打ち上げの準備に入る。
成功すれば、国内企業単独のロケットとして、初めて宇宙空間に到達するケースとなる。5月1日の打ち上げは強風が予想されるため実施せず、2日の11時以降に再度打ち上げを目指す。2日に打ち上げできるかは1日に判断する。打ち上げから4分後に地上100キロメートルの宇宙空間に到達し、7分後に約50キロメートル離れた太平洋上に落下する計画だ。
30日は早朝から打ち上げの準備を進め、燃料のエタノールの充填を完了し、液体酸素の注入を始めていた。不具合を確認後、液体酸素を抜いてロケットを格納庫に戻し、バルブの交換作業などを進めている。
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44360180Q9A430C1000000/
2019-04-30 04:16:00Z
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