Search

糾弾決議が可決も…丸山穂高議員「任期を全う」投稿 - 読売新聞

 衆院は6日の本会議で、北方領土返還をめぐり「戦争」に言及し、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員に対し、事実上議員辞職を促す「糾弾決議」を全会一致で可決した。法的拘束力はなく、丸山氏は同日、自身のツイッターに「任期を全うし前に進んでまいります」と投稿し、改めて辞職を否定した。

 議員への糾弾決議は初めて。決議は丸山氏の言動について、「国益を大きく損ない、本院の権威と品位を著しく失墜させた」と非難。その上で、「国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない。ただちに自ら進退について判断するよう促す」とした。

 丸山氏は5月11日、ビザなし交流で訪れた国後島で、泥酔して宿泊先から無理やり外出しようとしたり、暴言を繰り返したりした。同月24日、病気を理由に「2か月間の休養が必要」とする診断書を国会に提出し、この日の本会議も欠席した。

 当初、野党が辞職勧告決議案を提出したのに対し、自民、公明両党は「議員の身分に関わることは慎重に取り扱う必要がある」として、「けん責決議案」提出にとどめていた。その後、与党が糾弾決議をまとめ、与野党8党派で共同提出した。

 自民党の小泉進次郎衆院議員は採決を棄権し、「世の中の雰囲気への忖度そんたくで、一議員を糾弾し、進退を促すことこそ問われるべきだ」と記者団に説明した。

 国後島出身で、元島民団体「千島歯舞諸島居住者連盟」の宮谷内亮一・北海道根室支部長(76)は、「国会としてけじめをつけたと受け止めた。丸山議員の一連の発言や行動は領土返還運動を大きく傷つけた。まずは辞職して出直してほしいという心境だ」と語った。

Let's block ads! (Why?)


https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190606-OYT1T50288/

2019-06-06 11:08:00Z
52781755710810

Bagikan Berita Ini

0 Response to "糾弾決議が可決も…丸山穂高議員「任期を全う」投稿 - 読売新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.