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九州大雨で1人死亡、なお40万世帯に避難勧告 - 読売新聞

 湿った暖気が梅雨前線に入り込んだ影響で、1日も九州南部を中心に大雨が降り続いた。鹿児島市で民家に土砂が流入し、女性1人の死亡が確認されたほか、家屋の浸水や道路の冠水が相次いだ。前線は今後も停滞が見込まれ、4日頃まで九州は1時間に50ミリ以上の局地的な豪雨への警戒が必要だ。

 読売新聞のまとめでは午後9時現在、鹿児島、熊本、宮崎各県で計約40万7500世帯、約87万3000人に避難勧告が出されている。

 気象庁によると、6月30日から熊本県や鹿児島県付近で積乱雲が帯状に連なる線状降水帯が発生。降り始めから1日午後4時までの総雨量は、宮崎県えびの市747ミリ、鹿児島県薩摩川内市578・5ミリ、宮崎県日南市419ミリ、熊本県湯前町338・5ミリを記録した。

 鹿児島市では1日午前7時20分頃、裏山が崩れて土砂が住宅に流れ込み、住人の70歳代女性が死亡。鹿児島県いちき串木野市を流れる大里川の堤防が決壊し、家屋などが浸水、救命ボートなどで10人が自宅などから救出された。

 2日夜までの24時間雨量は、九州で最大150ミリの予想。その後の24時間も九州の多い所で200ミリに達するとみられる。気象庁は「線状降水帯はいつ、どこで発生してもおかしくない状況だ。地盤も軟弱になっており、すぐに避難できる準備を」と呼びかけている。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20190701-OYT1T50208/

2019-07-01 11:04:00Z
52781794032616

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