【群馬】ＤＦ渡辺広大「少しの時間でも体動かして」独自のおうちストレッチ紹介 - スポーツ報知

　サッカー選手がオススメするトレーニングを紹介する。今季からＪ２群馬で主将を務めるＤＦ渡辺広大（３３）は２００５年から１４年までは仙台、１５、１６年は山形に在籍し、両クラブで選手会長を務めた。コロナ禍で活動休止中の今「自宅でできる簡単なストレッチ」に加えて、仙台在籍時から続けている筋トレの一部も紹介する。（取材・構成＝高橋　宏磁）

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　ずっと家にいると、体を動かすのも面倒になってしまうのでは。でも人間ってやっぱり体を動かさないと、気持ちも沈んでしまいます。ほんの少しでも体を動かせば心も体も軽くなると思います。最初はほんの少しの時間だけでもいいので、体を動かしてみてください。

　《１》肩の周りやふくらはぎ

　両足で立った状態で両手にタオルを持ち、ゆっくりと両腕を上に上げていきます。可能な方は、タオルを上げていくのと同じタイミングでかかとも上げてください。つま先立ちになることで、ふくらはぎの血行も良くなります。背骨を上に引っ張るイメージで３～５秒ぐらいかけて、ゆっくり上げていきます。

　《２》脇腹

　今度はかかとをつけて、タオルを両手で持ち上げたままの状態で体を横に倒してください。脇腹を伸ばすイメージです。左右両方とも、３～５秒ぐらいかけて、ゆっくりと体を横に倒してください。

　《３》腰の周り

　タオルを両手で持ったまま、おなかの高さの辺りまで持ってきてください。タオルは地面と平行のまま。正面を向いていた顔が後方を見るように、ゆっくりと体をねじっていきます。これも、３～５秒ぐらいかけて。（１～３）とも、タオルを動かしながらゆっくりと息を吐き続けるのがポイントです。

　《４》股関節など

　裏側のストレッチになります。股を開いて、スクワットをするイメージです。お尻を下げながら、ゆっくり息を吐いてください。

　運動にとても自信があるという方は、お尻を下げた状態をキープしたまま、ゆっくりと前へ歩いてください。この状態で歩くのは、仙台時代からずっと続けているトレーニングの一つでもあります。僕は２０メートルを３セット、行っています。そのおかげもあってか、今まで一度も肉離れをしたことがありません。ただしこれは、選手用の練習メニューです！　難易度は高いので、くれぐれも無理はしないでくださいね。（群馬ＤＦ）

　◆渡辺　広大（わたなべ・こうだい）１９８６年１２月４日、千葉県生まれ。３３歳。千葉・市船橋高では３年時に主将を務めた。卒業後の２００５年、仙台に入団。選手会長に就任した２００９年はＪ２でリーグ戦５０試合に出場し、Ｊ２優勝とＪ１昇格に貢献。１４年まで計６季、選手会長を務めた。１５年、山形へ完全移籍。１７年から２季、山口でプレーした後、１９年から群馬に加入。１８０センチ、７７キロ。右利き。血液型Ｏ。既婚。

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May 07, 2020 at 06:00AM
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