【ビアリッツ(フランス南西部)=甲原潤之介】主要7カ国首脳会議(G7サミット)は24日夜の初日討議で、イランの核保有を認めず、地域の平和と安定を求める方針で一致した。中東ホルムズ海峡で民間船舶の安全を確保する米主導の有志連合について意見交換はなかった。西村康稔官房副長官が終了後、明らかにした。
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安倍晋三首相はイラン核合意について「ウラン濃縮度の超過を深刻に懸念している」と表明。6月に自らイランを訪問したことを紹介し「日本として引き続き粘り強い外交努力を継続する」と話した。
西村氏によると、夕食会ではG7サミットへのロシア復帰も議論した。「内容は一切公表しないことになっている」とし、議論の詳細は明かさなかった。今回のG7サミット開幕前にトランプ米大統領がロシア復帰を提案していた。
初日討議は夕食会の形で外交・安全保障をテーマに約2時間50分にわたった。首相は夕食会の最後、北朝鮮問題についても議論することを提案。議長国フランスのマクロン大統領が25日以降の会議で議論する時間を取ると決めた。
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48979340V20C19A8000000/
2019-08-24 23:04:29Z
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